東京都は11日、2016年夏季五輪招致で、啓発のためのイベントに出演した五輪選手や
団体などに支払った謝礼が、710件計約2億4200万円に上ることを明らかにした。
都議会決算特別委員会で都議の質問に答えた。
都は五輪選手やタレントを招き、都内全62区市町村のほか全国各地でイベントを開催。
青森県のねぶた祭り、秋田県の竿灯まつりなどの有名な祭りでもPRした。
謝礼は1件平均約34万円。1人当たりの最高額は有名タレントが島嶼(とうしよ)部で
2日間講演をしたもので、約100万円だった。
質問した民主党と共産党の都議は「JOC(日本オリンピック委員会)との共催事業では
謝礼は5〜10万円」「無駄遣いだ」などと指摘。これらに対し、五輪招致本部は
「1時間の謝礼が100万円のアスリートもいる。平均すれば決して高額ではない」と適正額であることを強調した。
五輪招致のイベント謝礼2億4200万円 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/091111/tky0911111928012-n1.htm