英国各地で8日、第一次世界大戦以降の戦没者を追悼する行事が一斉に実施された。
一方、英国防省の発表によると、アフガニスタン軍事作戦で敵勢力との戦闘で
死亡した英兵は、同日までに201人となった。
英国では、第一次世界大戦の休戦記念日11月11日に最も近い日曜日を
戦没者追悼の日と定め、例年各地で慰霊祭などを行っている。
ロンドン市内では午前11時を告げる鐘の音とともに黙とうがささげられ、
官公庁に設置された戦没者記念碑にエリザベス女王ら王室メンバーが花輪を供えた。ブラウン首相や旧植民地からの外交官、英軍関係者らによる献花に続き、ミサと国家斉唱が行われた。
国防省は式典の数時間前、アフガンでの戦闘で
死亡した英兵が200人に達したことを明らかにした。
さらに続いて、アフガン南部ヘルマンド州サンギン地区での爆発で
負傷していた英兵1人が新たに死亡したと発表した。
2009.11.09 Web 12:15
CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200911090009.html