■大学生は“練炭自殺見届け人” 「車外から見ていた」
福岡県矢部村で5人が練炭自殺を計画した事件で、保護責任者遺棄の
疑いで逮捕された大学4年清水孝容疑者(24)=福岡市東区=が同県警の
調べに対し、自殺には加わらず「練炭をたいた車の外から様子を見ていた」
と供述していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。清水容疑者は
約30分後に現場を立ち去っており、県警は自殺の「見届け人」だったと
みて調べている。
清水容疑者は矢部村での自殺未遂の数日前にも、同じメンバーの一部と
熊本県の阿蘇山中で練炭自殺を図っており、県警はこの際も清水容疑者が
同様に見届け人役をしていたとみている。
県警によると、清水容疑者は、矢部村のケースでは自分で酒を買って
きた後、練炭をたきはじめた車内で睡眠薬を飲んだほかのメンバー4人が
眠り込むのを外から見ていた。県警によると、清水容疑者は「自殺した
かった」とも話しており、詳しい経緯を調べている。
車の窓は目張りしておらず、死者はいなかったが、福岡県久留米市内の
駐車場に運ばれ、放置された広島県の男性(30)に記憶障害が残った。
■ソース:共同通信
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110401000319.html