2007年8月以降、人間の片足が発見される事件が相次いでいるカナダの太平洋沿岸で前週、
スニーカーをはいた8本目の足が発見された。
カナダ連邦警察(Royal Canadian Mounted Police)の29日の発表によると、
8本目の足は27日、ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州バンクーバー(Vancouver)郊外の浜辺で、
散歩していた男性2人が発見。
サイズ8.5のナイキのシューズをはいていた。
同州の検視局が行方不明者の身元と一致しないか調べている。
同州から、隣接する米ワシントン(Washington)州にかけての太平洋沿岸では
これまでに7本の片足が発見されており、うち1本は後に
うつ状態を示して行方不明だった男性のものと判明した。
しかし、残る足についてはDNA鑑定を行っても身元が分からないままだ。
科学者のなかには、人体は丈夫な靴や衣服に守られていた場合、
数年間にわたり原形を保ったまま海中を漂うことがあるため、
この付近に漂着している足は数千キロを流れてきた可能性もあるという意見もある。
警察では、これらの足と犯罪を結びつける証拠がこれまでにまったくないため、
どの足も自然の過程で人体から分離したとみている。
11月1日
(c)AFP/Sardar Ahmad
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2658466/4839834