【社説/北國新聞】八ツ場ダム問題 治水検証が中止の大前提[10/28]

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1 ◆TvN8RkVODg @口中たん(091116)φ ★
八ツ場ダム(群馬県)の建設中止問題で、前原誠司国土交通相が
流域6都県の知事との会談で治水効果の検証を実施する方針を示したのは当然である。

いつまでも「中止ありき」の硬直的な姿勢では地元の理解は得られないし、
明確な理由を示さぬまま中止に踏み切る強引な手法は
事業費を分担してきた関係自治体にとっても受け入れられないだろう。
ハツ場ダムが不要と主張するなら、河川工学や気象学など
最新の知見を結集して治水、利水面からその具体的な根拠を示すのが筋であり、
それが見直しの大前提ではないか。

そうした厳密な検証はハツ場ダムに限らず、凍結対象になった他のダム、
あるいは道路などの公共事業の妥当性を判断するうえでも欠かせない。
鳩山政権が八ツ場ダム中止を「公共事業見直しの入り口」と象徴的に位置づけるなら、
見直しのプロセスも極めて重要である。
方針転換の理由については説得力を伴った合理的な説明がほしい。

前原国交相は6知事との会談で「(ダム中止の)基本的な方針は堅持する」としながらも
「知事から意見を聞き、しっかり再検証して最終的な結論を得る」と述べた。
国交相就任と同時に中止を明言し、本体工事の入札も止めた一連の言動からみれば
軌道修正を図ったようにも受け取れる。ダムに頼らない治水の代替案を提示する考えも伝えたが、
中止に持ち込ませる代替案でなく、治水という目的に照らして
どちらがふさわしいか判断できる中身が求められよう。

八ツ場ダムは計画発表から既に半世紀が過ぎた。こうした長期プロジェクトの場合、
歳月とともに計画の前提が変化することは十分に考えられる。
建設の意義が薄れたのであれば見直すのも分かる。

前原国交相は治水計画の基礎となる洪水ピーク時の流量想定の見直しにも言及したが、
ゲリラ豪雨などが頻発する近年の異常気象を考えれば、
この際、河川行政の在り方について徹底的に議論し直してほしい。
そうした作業を経て出した結論こそ今後の公共事業見直しのモデルになり得るだろう。

きょうの社説 2009年10月28日
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm
2名前をあたえないでください:2009/10/29(木) 00:52:03 ID:ayyz682b
一番問題なのは金が掛かりすぎてるってことだよ
いままで使った金がどこに消えたのか
ちゃんと説明できなければ中止でよい
3名前をあたえないでください:2009/10/29(木) 00:57:24 ID:8WFwXduP
治水の代替見つけても、利水は見つかるのか?
4名前をあたえないでください:2009/10/29(木) 00:59:24 ID:XgE+qDuN
>>2
そんなことはぽっぽとか小沢にきけばよろしいかと
建設開始させた当時の政権与党のひとたちですからね。

それよりも無駄使いなくすのが目的ならなら今建設予定に入ってるダムから中止していくのがだとうでわ?
小沢の岩手にはそういうのがありますよ?中止しないのか気になりますねえ。
5名前をあたえないでください:2009/10/29(木) 01:01:38 ID:CPeciVeW
ダムって、治水に大した効果なんてあるのか?
利根川なんて日本でトップクラスの流域誇ってるんだから、
源流のほっそい川を1本せき止めたところで、広域で大雨降って
他の川からも大量に水が流れ込んだら大した意味がない。
治水で意味があるのはダムの下流数十キロ程度まで、せいぜい群馬県内だけだろ?
ゲリラ豪雨とかによる首都圏の都市型水害に至っては完全に無関係。
6名前をあたえないでください:2009/10/29(木) 02:30:20 ID:ezKzOCyT
ヽ(`д´)ノ理由なんかなんでもいい、自民王国の群馬をぶっ潰す!
7名前をあたえないでください:2009/11/02(月) 22:20:53 ID:/kxM49wy
 国や県の生活補償案が、地元に示され始めた昭和55年以降、ダム予定地では異様な光景が広がり始めた。

 水没予定地の山林が次々と伐採され、プレハブ小屋が建ち始めたのだ。
土地を取得したのはほとんどが群馬県以外の人。東京都内の不動産会社などの名前があった。
買収された総面積は約10万平方メートル、甲子園球場の2・5倍になるという。
8名前をあたえないでください:2009/11/03(火) 15:37:04 ID:ENVvcQJG
大規模事業評価専門委:県の津付ダム建設継続「妥当」、知事に答申へ /岩手
 県の大規模事業評価専門委員会(委員長、木村伸男・岩手大特任教授)は29日、気仙川上流の住田町に計画する津付ダム建設事業について「要検討(事業継続)」とした県の評価は
「妥当」と知事に答申することを決めた。ただ、完成時期が95年後になることや、ダム政策の転換を掲げる新政権の動向次第によって、同委で改めて検討するとの付帯意見を付ける。

 県側は同日の会議で、気仙川での工事可能時期を考慮した結果、ダム建設と河川改修を含めた県計画の完成時期を、57年後から95年後に見直したことを報告した。
一部の委員から「政権交代してダム整備の方針が見直される上、地方交付税も見通しが不透明だ。100年後の計画はほとんど当てにならない」などと意見が出された。
9名前をあたえないでください:2009/11/09(月) 00:30:37 ID:RwrVWSSM
 
10名前をあたえないでください:2009/11/09(月) 19:39:33 ID:kGnWC0pT
国民目線の民主党って

本当か???
11名前をあたえないでください:2009/11/09(月) 20:50:35 ID:JlyJ0Rjt
この様に硬直化した民主党の姿勢も問われるべきだが
それよりも富山をダムの底に沈める方が先決ではあるまいか。
富山県民も早期の着工を望んでおり、金沢移住を心待ちにしているのだ。
金沢市の政令市移行と金沢500万都市圏形成へ第一歩となるのだから。
12名前をあたえないでください:2009/11/13(金) 23:10:22 ID:5qS7UkLA
 
13名前をあたえないでください:2009/11/17(火) 08:15:29 ID:pw1u57tt
 
14名前をあたえないでください:2009/11/21(土) 00:45:42 ID:VtSGhq+Y
――57年も翻弄された住民に対しての対応は。
 付け替え道路は今の計画を早期に完成させると同時に、もう一度、現地を緑の谷に再生する新しい公共事業に転換する必要がある。前原さんは中止と言う前に、
「日本の治水はこう変える。その中で、今動いている部分はこうなるから協力して下さい」
と示さねばならなかった。私の経験を踏まえれば、役人任せにせず、自ら司会をして、車座集会を幾度も開く熱意がなければ脱ダムは達成されない。
 
 その最末尾の、「役人任せにせず、自ら司会をして、車座集会を幾度も開く熱意がなければ脱ダムは達成されない」というくだりだ。
 というのは、私はかねがね、民主党筋の方たちから問われると、《町の呼びかけでは出にくい雰囲気がある。番外編として
「誰でも参加自由」的枠組み編成は、できないものか。 もしくは、時間的に不可能かもしれないけれど、個別に住民の戸口を叩いて戴ければ、
町側の主張する意見と異なっていることは、すでに私の足で確認してありますので》的なことを伝えてきた経過があった。
  
  さらに、 
――前原国土交通相の手法はどうか。
 「河川とは何か」を大本から見直して、ダム建設よりも護岸補強や森林整備、危険地域の家屋移転などの方がはるかに地域雇用が増えると説明した上で、
ダムによらない治水・利水の在り方を示す必要があった。ところが「マニフェストに載せたのだから止めます」と「上から目線」で言ったのだから、地域は混乱するに決まっている。
15名前をあたえないでください:2009/11/21(土) 10:53:33 ID:VtSGhq+Y
  最も確実な事実経過は、反対期成同盟の主軸を担った方が生前、丹念に書き記
したという当時の記録、ご遺族保管という活動日誌の公開を待つしかない。その時、
空しく生を終えていった人々の、全身で権力と対峙し、怒りの汗を流し、無念の涙を
こぼした反対闘争の日々が、谷底からフワリと舞い上がるように、行間から如実に
よみがえって、思いの深さを語ってくれることだろう。
16名前をあたえないでください:2009/11/21(土) 12:06:13 ID:emWP5EAg
現会長は、まだ岡田尚壮?
だとしたら、息子(参議院議員 自民)のために、がんばってるな
息子の舅が 森元総理だしな
17名前をあたえないでください
私はさる6/30の前橋地裁の閉廷直後、原告席から立ちあがったとたん、
法廷の奥に消えていく松丸裁判長に対し、無意識のうちに、その背筋に指をさし、
「今に見てらっしゃい。世の中が変わったら、アンタなんか、笑いもんだからね」とい放ったものでした。
ほんとに、「今にみてらっしゃい」と言い切れる日の到来がもたらされることを夢見ています。