「関西学生アメリカンフットボール、立命大27-3京大」(25日、西京極)
前節で関大に敗れた昨季日本一の立命大は、RB高野橋慶大(3年・浦和学院)の2TDを含む4TDで
京大に27-3と快勝し連覇へ望みをつないだ。敗れた京大は7位に沈み、初めて2部との入れ替え戦に
まわる可能性が出てきた。
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消えない無念を振り切るようにゴールラインを駆け抜けた。第1Q1分25秒、猛攻から鮮やかに先制TDを
決めたQB高野橋は「ラインがしっかり取れてた」と振り返った後、「関大戦では何もできなかったから」と唇をかんだ。
痛恨の1敗を喫した直後の一戦。前半で4TDを奪ったが、後半は無得点だった。LB相馬主将は
「リードして気持ちが緩んだ。(関大戦後の)2週間は雰囲気が上がり切らなかった」。まだ尾を引く
“関大ショック”の影響を口にした。
残り2戦、とにかく勝つしかない。「練習からもっと気持ちを込めないと」。連覇へ向け“出直し”を誓った主将。
高野橋も「奇跡を起こすのは自分たち次第」とこぶしを握った。
立命大が京大に快勝、連覇に望み/スポーツ/デイリースポーツonline
http://www.daily.co.jp/general/2009/10/26/0002470500.shtml