■県職員の新規採用見送り 財政難で11年度から
古田肇知事は22日、現在15%カットしている自らの給与について、財政難を
理由に来年度から30%カットする上、2011年度から2〜3年、職員の新規採用を
行わない方針を固めた。給与カットについては県職員にも協力を求める考えで、
09年度に限るとの条件で今春、給与カットを受け入れた職員組合側の反発は
必至だ。
県条例による知事の月額給与は134万円だが、知事は本年度15%カットしており、
現在の月額は113万9千円。30%カットとなれば93万8千円となる。県によると、
大阪府や静岡県など1府3県の知事が本年度30%カットしており、全国最大の
カット率に並ぶ。
県は来年度、300億円を超える財源不足を見込んでおり、県行財政改革指針に
基づき「赤字団体転落回避」を最大命題とした改革プランを策定中。公表された
プラン案では市町村などへの補助金の大幅カットが明記されており、県民に痛みを
求めることにもなることから、古田知事はまず自ら、本年度の倍となる30%カットを
決めたとみられる。
一方、新規職員採用を見送ると、四年制大卒の県職員の初任給は年間約360万円の
ため、来年度採用と同じ約60人ペースで採用を続けた場合の年間約2億円超を
抑制できる計算。来年度はすでに採用試験を実施しているため、再来年度からの
見送りになる。
県は本年度当初予算で、職員給与を初めて7〜3・5%カットして約60億円を生み
出し、財源不足を補った。
■ソース:岐阜新聞
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20091023/200910230851_9144.shtml ■依頼ありました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1255074998/105