【雇用】 日米欧、雇用回復の道険しく 失業率の高止まりは個人消費を下押しの懸念

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★日米欧、雇用回復の道険しく 消費下押し懸念

 日米欧で厳しい雇用情勢が続いている。
日本では8月の完全失業率が7カ月ぶりに低下したが、有効求人倍率は2カ月連続で過去最低を記録した。
米欧の失業率は10%に迫っている。2008年秋からの金融危機が最悪期を抜け、
企業の生産は改善しているものの、労働力の過剰感はまだ強い。
失業率の高止まりは個人消費を下押しし、持ち直している世界経済の足を引っ張る恐れがある。

 総務省が2日発表した8月の失業率は5.5%で、前月に比べ0.2ポイント低下した。
輸出や生産の改善を受けて、企業の一部に採用を増やす動きが出てきたためだ。
雇用者数は5460万人と、2カ月連続で増えた。ただ有効求人倍率は0.42倍と過去最悪の水準が続く。(07:00)

日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091003AT3S0201J02102009.html

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