■小松島市バス採用試験汚職 元市議に執行猶予判決
小松島市営バスの運転士採用試験を巡る汚職事件で、加重収賄罪に問われた
元市議の木村文彦被告(50)の判決公判が28日、地裁であった。畑山靖裁判長は
「公務に対する信用を大きく損ね刑事責任は軽くないが、市議を辞職するなど
酌むべき点もある」として懲役2年、執行猶予5年、追徴金30万円(求刑・懲役2年、
追徴金30万円)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、木村被告は、地裁で有罪判決を受けた元市運輸課長大粟浩司
元被告(49)と共謀、2006年1〜2月、大粟元被告が作成した試験問題と解答を
受験予定の臨時運転士2人に見せ、合格した1人から謝礼として30万円を受け取った。
木村被告は、大粟元被告と共謀して試験問題を漏えいしたことについて、これまでの
公判で「話し合っていない」と否認。弁護側も「共謀していたとしても、木村被告が
大粟元被告に『勉強させとけ』と言ったのは、漏えいの指示とは言えない」と主張
していた。
この点について畑山裁判長は判決で、「大粟元被告の供述は、ほかの事件関係者の
供述と一致し、十分信用できる」とし、木村被告の供述を「不自然で不合理」と指摘。
「賄賂(わいろ)全額を手にするなど事件の首謀者。不合理な弁解も続けており反省
していない」と断罪した。
木村被告の弁護人は「言い分通りではないが、執行猶予が付いたのは、ある程度
被告人の気持ちを酌んでくれたのでは」と話し、弁護側としては控訴しない方針を
明らかにした。
■ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20090929-OYT8T00056.htm ■依頼ありました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1252328659/268