■ユダヤ・イスラム両教徒が衝突、エルサレムのアルアクサ・モスク
イスラエル・エルサレム(Jerusalem)の旧市街(Old City)にある
アルアクサ・モスク(Al-Aqsa mosque)内で27日、ユダヤ教徒と
イスラム教徒の衝突が発生し、イスラエル警察が介入する事態と
なった。同モスクは、両教徒にとって崇拝の対象となっている場所で、
両教徒による衝突がしばしば発生している。
イスラエル警察によると、衝突は、ユダヤ教徒が「神殿の丘(Temple
Mount)」での参拝に向かった際に発生したという。この場所は、
イスラム教徒にとっては「岩のドーム(Al-Haram Al-Sharif)」として
知られている。
警察の報道官はAFPに対し、「神殿の丘に参拝に来たユダヤ教徒の
集団が、約150人のイスラム教徒から投石を受けるなどされたため、
警察が介入して2つの集団を引き離した」と語った。
衝突によって、治安部隊員17人が負傷したほか、11人が拘束された。
目撃者によると、十数人のパレスチナ人が負傷していたという。
イスラエル警察が現場周辺を封鎖したが、旧市街内のモスクからは
拡声器で、人々に現場に集まるよう呼びかけられたという。
■ソース:AFP(写真あります)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2646856/4678393