児童ポルノを記録したDVDをタイから日本に向けて販売したとして、
宮城県警少年課と仙台北署は24日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、
本籍愛知県美和町、無職西岡浩和容疑者(39)を逮捕した。
逮捕容疑は2007年2〜6月、国際郵便を使い、
タイから仙台市青葉区の男性ら4人に
児童のわいせつな動画を収録したDVD計8枚(約3万円)を送り、
一人当たり1〜3枚を1500〜1万円で販売した疑い。
北署によると、西岡容疑者はインターネットを通じて児童ポルノを収集し、
専用サイトで注文を受け付けていた。
代金の振込先は国内の協力者の口座を指定。
協力者が手数料を差し引いてから、タイの西岡容疑者の口座に送っていたという。
西岡容疑者は04年から08年8月ごろまで、
同様の手口で児童ポルノを販売していたとみられ
「延べ約1000人を相手に計約300万円を売り上げた」と話しているという。
県警は07年12月、西岡容疑者の逮捕状を取り、
国際刑事警察機構(ICPO)とタイ警察児童女性犯罪鎮圧部に捜査協力を依頼していた。
西岡容疑者は6月、わいせつDVDの販売目的所持でタイ警察に逮捕され、
懲役6月、執行猶予2年、罰金3000バーツ(約9000円)の判決を受けた。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090924t13033.htm