【イタリア】糖尿病対策には「地中海料理」との論文発表[09/09/16]

■糖尿病対策　地中海料理をどうぞ

糖尿病と診断された肥満体形の人は、脂肪分を抑えた食事をとるよりも、
魚や果物、野菜をふんだんに使った地中海式の食事に切り替えるべきだ
という研究論文が、イタリアの研究者らによって発表された。

８月３１日付の国際的な医療雑誌「ジ・アナルズ・オブ・インターナル・
メディスン」（ＡＩＭ）に掲載された論文によると、４年間の食事療法後、
糖尿病の投薬治療を必要とした患者の割合は、脂肪を抑えた食事を
していた患者で７０％だったが、炭水化物の少ない地中海式の食事を
していた患者では４４％にとどまった。また、体重の減り具合や、
心臓病のリスク要因の軽減度合いにも差がみられたという。

>>2-5あたりへ続きます。

■ソース：フジサンケイビジネスアイ
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200909160022a.nwc

■依頼ありました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1252328659/132

■関連スレ
【イタリア】地中海に廃棄物満載の船、30隻以上が沈められた疑いで捜査開始[09/09/16]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1253105459/

>>1の続きです。

　◆２５年に３億８０００万人

国際糖尿病連合（ＩＤＦ）の予測では、２００７年に２億４６００万人いた
世界の糖尿病患者の数は、２５年には３億８０００万人にまで増える
見込み。糖尿病と診断された患者は投薬治療を受けるほか、運動量を
増やしたり脂肪の摂取量を減らすなど、生活習慣の改善を指示される
ことが多い。

ＡＩＭの編集者で内科医のクリスティン・レイン氏は、今回の研究によって、
食事で病気の経過を変えられることが示されたと話す。「生活習慣を
変えるだけで、投薬治療の開始時期を遅らせることができます。患者が
食事療法を希望した場合には、低脂肪の食事より地中海式の食事を
勧める方が合理的だと考えられる」と、レイン氏は電話インタビューで
説明した。

論文の主執筆者、キャサリン・エスポージト氏と第２ナポリ大学の研究
チームは、最近、糖尿病の２型と診断され、まだ投薬治療を受けて
いない肥満体形の患者２１５人を対象に、臨床実験を行った。糖尿病
患者に最も多くみられる２型では、血糖値を下げるホルモンのインスリンが
体内でうまく働かず、脂肪と炭水化物の代謝が正常に行われない。
米糖尿病協会によると、年齢や肥満、運動不足などの生活習慣が
影響することも多い。

臨床実験は患者を２グループに分けて行われた。地中海式の食事療法を
受けた患者グループは、標準的な米国人よりも多量のナッツ類、全粒
穀物（オートミールなど）、野菜、果物を摂取。一方、赤身肉の消費量は
最低限に抑えられた。炭水化物からのカロリーは全体の半分以下で、
脂肪分の大半はオリーブオイルだった。

もう一方のグループは、米国心臓協会が開発した低脂肪の食事療法を
受けた。全粒穀物を多くとり、脂肪分や甘い物を避ける。脂肪からの
カロリー摂取は全体の３０％以下に抑えた。

２グループとも最初の１年間は毎月、２年目以降は１カ月おきに栄養士や
食事療法士からアドバイスを受け、運動量を増やすように指導された。

>>3-6あたりへ続きます。

>>2の続きです。

　◆高い目標達成率

臨床実験の開始から１８カ月目には、投薬の必要性がみられた患者は
地中海式グループで１２％にとどまったが、低脂肪グループでは倍の
２４％に上った。さらに、最初の１年間で地中海式グループは低脂肪
グループよりも２キログラム多く減量に成功。体格指数（ＢＭＩ）が改善
されたり胴回りが細くなったりした患者も、地中海式グループの方が
多かった。

「糖尿病の治療ではスーパーモデル並みにやせなくてもいい、という
ことを知らない人が多い。体重が５％減るだけで、確かな治療効果が
表れます」と、レイン氏は強調する。

過去３カ月間の血糖値の平均でも、地中海式グループの目標達成率の
方が高かったという。

エスポージト氏らは同論文の中で、「最近の医学論文は集中的な投薬
治療を奨励する傾向にある。しかし、この研究結果によって、患者の
生活習慣に医師が介入することの効果を軽視すべきではない、という
考え方が裏付けられた」との見解を示している。

ＡＩＭ編集者のレイン氏は、地中海式食事療法によって、糖尿病の
合併症である心臓発作や脳卒中、失明といった症例も減少するか
どうか、長期的な追跡調査に期待を示した。

　◆色の濃い食品お勧め

同論文では、患者らがどのような果物や野菜を口にしたかは明らかに
されていない。ニュージャージー州ハッケンサック大学で臨床栄養士を
務めるスーザン・クラウス氏は「特にお勧めの食品といわれたら、濃い
オレンジ色、赤色、緑色をした食品を挙げたいと思う。ホウレン草、
ピーマン、トマト、ベリー類、かんきつ類、マンゴー、桃、マスクメロン、
プラム、ナッツ類、ナスなどだ」と述べた。

また、ニンジン、ジャガイモ、バナナ、レーズンといった野菜や果物は
グリセミック指数（ＧＩ値＝炭水化物が消化されて糖に変化する速さを
表す）が高いが、他の食品と一緒に食べると糖の吸収を遅らせるため、
糖尿病の患者が食べても問題ないという。

以上になります。

四里四方ってやつだな

何千年もかけて進化してきたんだ地元の飯を食うのが一番だ
アメリカみたいに移住して間もない奴らはブタになっちまうけど

ピーマンたくさん食べると調子いいよ

パスタが食えないのは、大問題のでは？

そろそろ論文仕上げるか、生ハムとロイヤルミルクティで潤いながら。

果物は

糖分多いのにいいんか

俺も地中ラーになるか

和食でしょ

糖尿病患者は同時に高血圧の患者であることが多い
塩分の多い和食は問題あり
にんにく、唐辛子、オリーブオイルは血圧と血糖の両方によさそう
動脈硬化や便秘などの合併症改善にも良い