【PCコラム】ケータイとライフログ・ロボットがある近未来生活[09/09/15]

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1四槓子(090915)φ ★
ライフログ関連のサービスには、技術以上にユーザーの心理的なハードルが
存在しているように考えている。

先日ドコモが取り組んでいる「マイ・ライフ・アシストサービス」に関して話を聞いた。
この実験的なサービスは、専用アプリで位置情報の履歴を記録・蓄積していくと、
ユーザーの行動を先読みし、レコメンド情報や公共情報を先回りして
ユーザーに届けられるようにするものだ。

ここで興味深い話をうかがった。すでにサービスインしているドコモの
「iコンシェル」について、実験の一環としてヒヤリングをすると
「監視されているようで心地悪い」「なぜ自分の情報がわかるのか」
といったユーザーからのフィードバックがあるというのだ。

ドコモの今年の春モデルから登場した「iコンシェル」で用いられているキャラクターの
「ひつじのしつじくん」。あらかじめ登録した鉄道路線の運行情報や、
地域のイベント情報などを待受画面上でポップアップして教えてくれる

ユーザー自身がサービスに申し込んでいながら、それでも気持ち悪さを感じる可能性が
生じてしまう。いくら「ひつじのしつじくん」というキャラクターがいても、
なかなか払拭できない「心のハードル」が存在するようだ。
これがライフログのようなユーザーの情報を活用する際に存在している難しさである。

いち早く安売りの情報にリーチできる、自分にぴったりのランチをすぐに見つけられるなど、
ユーザーに対するメリットが明確だからといって、このような難しさを軽視することは避けるべきだ。
サービスや企業に対するユーザーの反感を買うことになる。

ウェザーニューズで聞いた話にもそれに関連した内容があった。

ウェザーニューズは会員から月額課金をしながら、
会員に「ウェザーリポーター」として動いてもらい、空の写真やその日の天気・気象条件を
投稿することをつうじて、これまでにない細かい密度で気象予報の情報作りをしている。

気象庁の技術でも捕捉不可能だったゲリラ雷雨も、的中率7割を超えるほどの成果を見せ、
ウェザーニューズは「ケータイによるユーザー参加で作り出した、世界最高精度を誇る
気象予報が日本で実現できた」と胸を張る。

ゲリラ雷雨が起きそうなとき、「ゲリラ雷雨防衛隊」の「隊長」から会員にメールが流れ、
観測を指令。見事的中させたら、そのエリアの会員にお礼のメールでねぎらいの言葉をかける。
自分の情報が役に立ったという経験が細かく繰り返されており、ユーザーは自分の情報が
使われることに対して積極的になり、自然と投稿も増える。

マイ・ライフ・アシストサービスとウェザーニューズでは、ユーザーの情報を勝手に取得するか、
ユーザーが自分で作った情報を投稿するか、という差はある。しかし後者はユーザーが
サービスに情報を投げて、その情報がどのように役に立ったのか、というフィードバックを得ることで、
心地よく積極的な情報活用と流通ができあがっている。

情報の種類、作られ方、使われ方について、まだまだ事例を見ていきたいと思うし、
ユーザーが心地よく使うために何が必要か、何に気をつけるべきかを考えなければならない
段階だと思う。ただ、ここで重要なのは、自分の情報がどう使われたか、
自分や他人にとってどういう形で役に立ったか、というフィードバックの有無と納得感が
ポイントになってくるのではないだろうか。


※依頼あり


◆ソース 「ASCII.jp」 9月15日
http://ascii.jp/elem/000/000/460/460025/index-2.html
2名前をあたえないでください:2009/09/15(火) 22:51:49 ID:BcuY/65Y
依頼者ですが、内容よく見て立てないと「スレタイと記事がまるで違うスレ」になってしまいますよ・・・

依頼しておきながらすみません。
3名前をあたえないでください:2009/09/15(火) 23:46:40 ID:5D4gXkzq
電脳メガネが普及すれば良い
デバイスの小型化と秘匿化とIFの問題
4名前をあたえないでください
人間はくだらない存在だということに気づくきっかけになるね。