水戸が発祥のテーブルゲーム「オセロ」を舞台にした映画
「オセロ道(みち)」(企画・セブンスアイ・プランニング)が完成、
10月に水戸市で先行上映会を開催する。
地元青年団に所属する主人公が祭りの制作費を紛失、
「オセロ」をモチーフとしたヒーロー「オセロ仮面」に扮(ふん)して
さまざまなイベントでお金を稼いで返済しながら、地域振興に奔走するストーリー。
水戸を舞台に若者たちのコミカルなやり取りを描いた青春ムービーとなっている。
監督は沢口明宏さんが務め、荒木太朗さん、あいかさん、青空球児さんらが出演。
昨年夏に2週間かけて全編水戸市内で撮影を行った。
南町2丁目商店街や水戸駅南口の金の納豆像前、偕楽園、水戸芸術館など
水戸の風景が登場する。
オセロゲームは1945(昭和20)年に水戸市在住の長谷川五郎さんが原形を開発、
以後全国に広まり、現在は世界大会も開かれるほどの有名なボードゲーム。
水戸が発祥の地であることは意外に知られていなかったが、
2006年には「第30回世界オセロ選手権大会」が水戸で開かれるなど、
近年は街の活性化の一翼を担っている。
※依頼あり
◆ソース 「水戸経済新聞」 9月15日
http://mito.keizai.biz/headline/137/