品川ヒロシ監督の映画『ドロップ』が、TSUTAYAのDVDレンタルランキング(全ジャンル)で、
首位をがっちりキープし、これで3週連続第1位という快挙を達成した。
この春、興行収入約20億円のヒットを記録した同作だが、DVDレンタルでも絶好調とあって、
早くも2009年を代表する1本として記憶に残る作品となりそうだ。
ここまでの大成功に一番驚いているのは品川監督本人かも!?
初登場で第2位に飛び込んだのが、SF超大作映画『ウォッチメン』。
鳴り物入りで劇場公開されながら、原作コミックの知名度の低さやスター不在、
163分という上映時間など数々のハンデが災いし、日本では不本意な成績に終わった本作も、
SFアクションが強いとされるDVDレンタルランキングでは大健闘している。
監督は映画『300 <スリーハンドレッド>』の鬼才ザック・スナイダー。
難解なストーリー展開や超緻密(ちみつ)なビジュアル世界など、とにかく情報量が多い同作は、
DVDで鑑賞してこそ存分に味わい切れる作品といえる。
今週はもう1本、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のDVDが初登場で第6位にランクインした。
同作は現役医師・海堂尊の大ベストセラーを映画化した医療ミステリー映画
『チーム・バチスタの栄光』の続編。竹内結子と阿部寛の名コンビが、
ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)の異名を持つ救命救急センター長の疑惑に挑む。
渦中のセンター長を演じる売れっ子、堺雅人のダークサイド全開な怪演が大きな見どころだ。
先週ランキング上位を独占した人気海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」「プリズン・ブレイク」は
そろってランクダウン。今週は新たに「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」
「デスパレートな妻たち」など人気タイトルがレンタル開始(ともに9月16日)となるなど、
海外ドラマ業界はまさに戦国時代の様相だ。
来週のランキングでは先述した人気海外ドラマの戦いに
「HEROES/ヒーローズ」シーズン3も参戦し(9月18日レンタル)、上位にランクインが予想される。
また、今年のゴールデンウィークに劇場公開され、中高年がこぞって劇場に足を運んだ
クリント・イーストウッド監督、製作、主演の映画『グラン・トリノ』(9月16日レンタル)にも期待したい。
シルバーウィーク(9月19?23日)を控え、巣ごもりのためにDVDをまとめて
レンタルする方も多いのでは?人気作のレンタルはお早めに。
※依頼あり
◆ソース 「MSNムービー」 9月15日
http://topics.jp.msn.com/entertainment/movie/article.aspx?articleid=141506