生徒のほとんどが女子という高校で男子生徒がソフトボール部を結成した
佐賀県立牛津高校(小城市)の実話を基にした映画が製作されることになった。
来夏の全国公開を目指して既にクランクイン、18日から約10日間、
小城市を中心に県内ロケが行われる。
題名は「ソフトボーイ」。東映が配給する。映画「フレフレ少女」などに出演した
永山絢斗さん、「ごくせんTHE MOVIE」で話題になった賀来賢人さんら、
注目されている若手俳優が多数出演、テレビドラマなどを手がける
豊島圭介監督がメガホンを取る。
モデルの牛津高男子ソフト部は、2002年春に発足。女子生徒が多い中での
男子ソフト部としてメディアなどで取り上げられた。
04年にテレビで紹介されたのを見た映画プロデューサーが「ドラマになる」
と企画を温め、昨年から製作に取り組んだ。
ストーリーは、全校生徒のほとんどが女子生徒という高校で、お調子者男子の
ノグチが友人のオニツカを「県内に1つもないソフトボール部を創ったら、
全国大会に行ける」とたきつけ、男子ソフト部を創る物語。
汗と涙、挫折を交えた高校生の友情を描く。
県内ロケは、小城市や太良町などで行われ、牛津高校での撮影も予定されている。
ソフトボールのシーンを中心に、全体の約8割が県内シーンで占められる。
県フィルムコミッションも撮影地の選定などでサポートする。
今のソフト部は部員11人。昨年の九州高校総体では3位に入った。
創部時から監督を務める澤山政彦先生は「映画化ときいてピンとこなかったが、
これを機に、ソフトボールに関心を持つ男子生徒が増えればうれしい」と感慨深げ。
創部当時3年生だった卒業生らは、映画の完成を心待ちにしているという。
※依頼あり
◆ソース 「47NEWS」 9月15日
http://www.47news.jp/news/2009/09/post_20090915173036.html