とっくりの街として知られる土岐市下石町のイメージキャラクター
「とっくりとっくん」の着ぐるみが出来上がり4日、同市役所でお披露目された。
とっくんは、同町裏山地区の製陶業者ら19人でつくる「徳造社中」が、地元の祭りを盛り上げようと2年前に考案。
現在は、同地区内の道路沿いなどに高さ40センチほどの焼き物のとっくんが約60体設置され、
訪れた人たちを楽しませている。着ぐるみは、とっくんをさらに活用して町のイメージアップにつなげようと
下石陶磁器工業協同組合が製作した。製作費約40万円で、うち半分は市の補助。
着ぐるみのとっくんは愛らしい表情で、全体が織部焼をイメージした緑色。
市役所に到着するなり、さっそく子どもの前でポーズ。その後、大野信彦市長を訪ね、
市長から「土岐市と下石を全国にPRしてほしい」と声をかけられると、力強くガッツポーズし、
同行した組合員の水野正幸さんを通して「町の中に、僕の仲間がいっぱいいる。ぜひ、見に来て」とPRしていた。
10月3、4日に同町で行われる「下石どえらあええ陶器祭り」で、一般にお披露目される。
写真:子どもらの前でポーズを取るとっくりとっくん=土岐市役所玄関前
http://www.gifu-np.co.jp/hot/20090907/200909070907_3325.jpg 岐阜新聞Web 2009年09月07日
http://www.gifu-np.co.jp/hot/20090907/200909070907_3325.shtml