【生物】山梨県北杜のヤマネ、宇宙へ 国際宇宙ステーション滞在構想 無重力下の冬眠、成育研究[09/08/25]

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北杜のヤマネ 宇宙へ ステーション滞在構想
人以外のほ乳類で初 無重力下の冬眠、成育研究

 国の天然記念物に指定されている北杜市のヤマネが、国際宇宙ステーションに滞在する構想が浮上している。
無重力状態が小動物の成育に与える影響を研究しようと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センターが企画。
同市高根町清里の「キープ協会やまねミュージアム」が協力し、現在、ヤマネの人工繁殖に取り組んでいる。
実現すれば人以外のほ乳類が宇宙に滞在する初めての試みとなる。

 同センターによると、ヤマネは冬眠中、水を含めて何も食べないため、ステーションに特別な設備を設ける必要がなく、
容易に飼育できると判断。国内で唯一のヤマネ研究機関である同博物館に相談した。

 構想では、無重力の空間で冬眠可能か、骨や筋肉にどんな影響を与えるのかなどを研究。
子どもたちには授業などを通じて学んだ動物の知識を基に、研究結果を予想してもらうという。

 同博物館は、生態系を保護するため野外研究が中心だった。
人工繁殖は今回初めてで、雌雄8匹を4組のつがいにして施設内で飼育している。
湊秋作館長は「絶滅の危機にひんしているヤマネを幅広くPRできるチャンス」と期待している。

 同ステーションは、若田光一さんが日本の実験棟「きぼう」を完成させて注目を集め、無重力状態のさまざまな研究が行われている。
今月中には、韮崎市のNPO法人「にらさき味噌汁学校」が、大豆50粒を「きぼう」に運び、半年間保管する予定。
“帰還”後は遊休農地に植え付け「宇宙大豆」と銘打って甲州みその原料に使い、販売する。

◆画像:宇宙に運ばれる計画が進んでいるヤマネ (キープ協会やまねミュージアム提供)
http://www.sannichi.co.jp/local/photo/200908/20090825_05_1.jpg

■ソース:山梨日日新聞 WEB版 2009年08月25日(火)
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/08/25/5.html

■関連スレ(あれ?)
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http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1251204795/
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⊂二二( ^ω^)二⊃2ですお