【書評】諜報から浮かびあがる国策の裏側：日本・ポーランド関係史

ポーランドは両側にソ連とドイツという大男が眠っていて、彼らが寝返りを打つと潰（つぶ）されてしまう
――一九三〇年代後半に同盟通信のワルシャワ特派員だった森元治郎から聞かされたことがある。
戦後は日ポ協会の設立発起人、そして長期間会長職にあった。

　本書にも登場するその森の言が実感できる書である。

　日ポ関係はその当初は遠隔ゆえに「交流は散発的で、ほぼ文化の領域」に限られていた。
しかし二十世紀に入るとロシアに対抗する同盟といった形に進み、日本はその独立を支援し、
ポーランドの政治家たちもロシア弱体化のために日本の助力を期待することになる。
とくに日露戦争ではそれが顕著で、ポーランド側は日本軍がロシア軍内のポーランド人兵士に向けて
ロシア軍からの離脱を促す声明文を作成するのに協力している。

　日本にとってポーランドはロシア・ソ連を牽制（けんせい）する、あるいはドイツの本音をさぐるときに
なんとも便利な存在だという点で結びつきを深める。

　著者のひとりルトコフスカは日本になんども留学して近代日本史にとりくんだ研究者であり、
多くの日本の文献、資料にもあたっている。それゆえに近代日本の国策の裏側がはからずも
ポーランドというフィルターを通して浮かびあがる。（つづく）

日本・ポーランド関係史
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2BatdvXBDL._SS500_.jpg

asahi.com（朝日新聞社）
http://book.asahi.com/review/TKY200908110118.html

>>1つづき
　二十世紀を時間を追いつつ解説しているが、やはり圧巻は第２次大戦中の日本とポーランドの
諜報（ちょうほう）を通じての交流だろう。日本側は密（ひそ）かにポーランドの情報将校と接触を続けていた。
とくにリトアニアのカウナスで、あるいはストックホルムでの日本側との情報交換、
それが表面化したのが杉原千畝の亡命ユダヤ人へのビザ発行や小野寺信武官からの
対米戦不可の執拗（しつよう）な電報だったというのだ。

　ポーランドのソ連への接近、日本のドイツとの同盟、その狭間（はざま）でもうひとつの「歴史」をつくろうとしていた
両国の名も忘れられた人たち、その息づかいが行間から聞こえてくる。それをどう受け止めるか。
著者も私たちも十分な答えを見いだしていない。

　　　　◇

　柴理子訳／Ｅｗａ　Ｐａｌａｓｚ−Ｒｕｔｋｏｗｓｋａ／Ａｎｄｒｚｅｊ　Ｔａｄｅｕｓｚ　Ｒｏｍｅｒ　ともにポーランド人。

依頼がありました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1249616210/118

人を支配するには金と暴力。
自由（リベラル）という思想を利用せよ。
目的は手段を正当化する＝ゴイムは欺いてもかまわない。
強者は何をしてもよい。
ゴイムに本当のことを知られてはいけない。
情報を支配せよ。
代理人に代行させよ＝我々に危険が及ばないように。
キレイ事を言っておけば大衆は欺ける。
恐怖で脅せ。
ゴイム同士で争わせよ。
ゴイムには嘘を教えて惑わせよ。
ゴイム文明を破壊せよ。

日本はドイツによるユダヤ大虐殺を黙認したという証拠だな
なんか日本がユダヤ人を助けたみたいな捏造を行ってる右翼がいるけど
間違いだとよく理解できたよ

>jFt2ir7o

捏造の証拠を出してごらん

>>4
>>1 読めカス

ポーランドのワレサ元大統領、日本外国人特派員協会で記者会見

ここにお集まりの紳士淑女のみなさま、私は再びこの美しい国日本を訪れることができました。
ずっと昔、初めて訪日した際の私は世界一大きな労働組合の会長でした。次に日本を訪れたとき、
私は人口約4000万人の国の大統領でした。その後は幾度も非公式に訪日しております。私がこのたび
日本の長年の友人としてこちら日本外国特派員協会に参りましたのは、ポーランドにおける日本、
そして日本におけるポーランドそれぞれの存在がまだまだ非常に小さいという現状をみなさまに
お伝えするためであります。

私はなんとかして、日本とポーランドの人々の相互の行き来がもっとずっと活発になるようにしたいものと
常々考えております。しかしいくら無駄な言葉を浪費しても、日本とポーランドの往来が活発に
なるわけはありません。この目的のためには別の手段をとらないといけないのであります。

ここにお集まりの紳士淑女のみなさま、いま私たち人類は非常におもしろい時代に生きているのであります。
人類は共に進むことで、私たちの世代になってからは、思想や国家や、
それらの違いによる対立（訳注：冷戦時代の東西陣営の対立構造と思われる）を
克服したのであります。これが実現したのは素晴らしいことであります。しかし、我々は
止むことなく前に進みました。私たち人類は知的協力とグローバル化の時代を迎えたのです。いまの時代が
うまく組織され運営されているとすれば、それは直前の時代が得た勝利だと言えるのであります。
したがって、いまの時代の私たちが良いモデルを作ることができるならば、それが後々の良いお手本と
なるでしょう。

2chには難しすぎるスレだな
せいぜい覚せい剤の正しい買い方にしとけよｗ

ポーランドには、実はすごい民主主義の歴史があるのだが、
学校ではなぜかほとんど習わないんだよな…

>>6 左翼の凶暴さに驚愕

匿名掲示板なんかではいきなりカス呼ばわりだもんな
左翼がインテリだとか行儀がいいとか確実に嘘

正直ポーランドって名前しか知らんわ
なんか特長教えてくれ

このころの日本はたいした外交力を持っていたもんだな
せめてこの１割でも今の日本にあればな

ノーベル賞二度受賞のキューリー夫人の伝記を子どもの頃読んだ。
いつのまにかキュリー夫人になってるな。

>>11
命懸けで自国語を守ってきた国
言葉を非常に大切にする国
その人口に比して偉大な業績をあげる人物多し
キュリー夫人、コペルニクス、ザメンホフ、ショパン・・・
ポーランド系ドイツ人、ロシア人、アメリカ人の活躍も多し

>>14
「黄金の自由」という名で呼ばれた、強烈な売国の歴史も持ってる。

第２次大戦で、うまく漁夫の利を得ようとして立ち回って、結局はドイツとロシアと両方から踏みにじられてしまった。

>>4
ナチスは世界中にゲットーを造っていた（フランス、ルーマニア、ノルウェー、イタリア等・・・）
ユダヤが沢山居た満州にも造らせろと日本にも打診があっがキッパリ断ったよ
サインには名前が出てない中、当然最終判断する立場に在ったのが東条英機w
ユダヤ最大の恩人だねw

>>17
杉原のビザ支給は人道的見地からの行動であったと思うが、
当時の日本政府がユダヤ弾圧に加担しなかった理由は違うだろうな。

ドイツとの同盟は打算なので、メリットがなければ協力するの面倒。
下手にアメリカを刺激したくない。
特にユダヤ人とは利害が衝突しないし、うまく行けば利用できる。