総務省が11日発表した住民基本台帳に基づく2009年3月末時点の日本人の総人口は、
前年比0.01%増(1万5人増)の1億2707万6183人と、2年連続でわずかに増加を保った。
帰国者が出国者を上回ったことなどがプラス要因だが、出生者が死亡者を下回ることによる「自然減」は4万5914人と、
これまで最多だった前年(2万9119人)を大きく更新。実質的な人口減少の傾向が加速している。
出生者は108万8488人(前年度比7977人減)で、3年ぶりに減少に転じた。
これに対し死亡者は113万4402人(同8818人増)で、過去最多を更新した。
総人口のうち年少人口(15歳未満)の割合は前年比0.08ポイント減の13.54%で、
老年人口(65歳以上)は0.64ポイント増の22.21%と、少子高齢化がさらに進んだ。(2009/08/11-17:26)
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009081100790 総務省|住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数 (平成21年3月31日現在)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/17216.html