ひき逃げ:容疑の自衛官から基準超すアルコール検出 山梨
2009年8月26日 10時47分 更新:8月26日 10時49分
http://mainichi.jp/select/today/news/20090826k0000e040011000c.html 乗用車で人身事故を起こして逃げたとして、24日に山梨県警南甲府署に自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕された
陸上自衛隊北富士駐屯地の陸士長、塩島順一容疑者(25)=同県忍野村忍草=の呼気から、基準を超すアルコールが検出されていたことが分かった。
同署は酒気帯び運転容疑でも調べる。
逮捕容疑は、24日午前2時40分ごろ、甲府市大里町の県道丁字路(信号機あり)で乗用車を運転中、山梨市内の男性会社員(31)の軽乗用車に衝突。
右ひじに軽傷を負わせ、逃走したとしている。
塩島容疑者の車のナンバープレートが現場に落ちており、同日中に逮捕された。
同署の調べに、塩島容疑者は「赤信号に気づかなかった」と供述していたが、逮捕後の飲酒検査で、基準値(呼気1リットルあたり0.15ミリグラム)を超えるアルコールが検出されたという。
同署は飲酒運転の発覚を恐れて逃げた可能性があるとみている。
陸自北富士駐屯地広報室によると、塩島容疑者は事件当時、非番だった。
【中西啓介、水脇友輔】