大手総合商社6社の09年度第1四半期(4〜6月)連結決算は、最終(当期)損益が
軒並み前年同期比4〜7割の大幅減益となり、双日は03年第1四半期以来6年ぶりの赤字に陥った。
昨年秋のリーマン・ショックで急落した原油や金属資源価格は最近、反転傾向が出ているものの、
前年同期の水準にはほど遠く、収益を圧縮した。第2四半期(7〜9月)も下降局面が続くと見込んでいる。
部門別では、金属資源やエネルギー部門の落ち込みが大きかった。各社の金属資源とエネルギー部門の損益は、
三菱商事の最終利益が43%減、三井物産は47%減、伊藤忠も83%減。
さらに、自動車や建機などの部門も業績の足を引っ張っている。
伊藤忠の同部門の最終損益が4億円の最終赤字になったほか、三菱商事38%減、
丸紅94%減、住友商事48%減と大幅減益になった。【秋本裕子】(一部略)
商社:大手6社、4〜7割の大幅減益…4〜6月期 − 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090805k0000m020062000c.html