【MLB】薬物スキャンダルが続く大リーグ、陽性反応104人の内訳が次々と判明も、球場のファンは寛容 [08/03]

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1裸一貫で墜落(090915)φ ★:2009/08/03(月) 20:44:01 ID:???
 米大リーグはシーズンを折り返したが、いまだに薬物スキャンダルが続いている。
先月30日にはレッドソックスの主砲、デービッド・オルティスが03年のドーピング(禁止薬物使用)検査で
陽性反応を示していたことを認めた。相次ぐスーパースターの薬物使用の発覚や疑惑に、米球界の反応は複雑だ。

 今季の米球界を揺るがしているのが、03年に大リーグが初めて実施したドーピング検査の結果だ。
試験的な導入だったため、大リーグ機構と選手会の合意で、陽性反応の104人の名前は非公表とされていた。
その封印された暗部が、メディアの手で次々と明らかにされたのだ。

 最初は今年2月、米スポーツ専門誌スポーツイラストレーテッドが、球界最高年俸の
アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)が筋肉増強剤に陽性反応を示していたと報道。
これを受けてロドリゲスは、レンジャーズに在籍した01〜03年に禁止薬物の筋肉増強剤を使用したと告白した。

 6月にはニューヨーク・タイムズ紙が「検査結果を知る弁護士」の証言として、
歴代6位の通算609本塁打の記録を持つサミー・ソーサ(元カブスなど)が陽性だったと報道したが、
ソーサは沈黙を守った。そして7月30日、再びNYタイムズが弁護士の証言として、オルティスと、
03年当時はオルティスの同僚だったマニー・ラミレス(現ドジャース)が陽性だったと報じた。
オルティスは「驚いている。どの薬物に違反したかを調べたい」との声明を発表。
一方、5月に禁止薬物の使用が発覚して50試合の出場停止処分を受けていたラミレスは、
「選手会に聞いてくれ」とけむにまいた。

 大リーグが罰則を導入して本格的な薬物根絶に乗り出したのは04年から。
つまり03年検査の結果は、道義的責任は問われても違反ではない。
にもかかわらず蒸し返されている状況に、ホワイトソックスのギーエン監督は
「このおかしなリストをどこかにやってくれないか。やっかいだ」と、現場のいらだちを表現した。

 一方、球場を包む雰囲気は、薬物に対する厳しい風当たりから、ほど遠い。
ロドリゲスは過去の過ちを認めたことで、今ではファンに拍手で迎えられている。
6月27日にロドリゲスに563本の通算本塁打記録を塗り替えられた往年の名選手、レジー・ジャクソン氏も
「彼が間違いを認めてくれたことを本当に感謝している。私にわだかまりはない」と受け入れた。
レ軍もオルティスを「支援する」としている。

 ラミレスは罰則導入後の違反だけに風当たりの強さが予想されたが、地元ファンは復帰を歓迎した。
そんな空気をエンゼルスのソーシア監督は「我々は(罪や失敗などに)寛容な社会に生きている」と解説した。

 米メディアには「スキャンダルに疲れ果て、無関心になっている」との論調もある。
しかし、世界のスポーツ界全体が薬物使用に厳しい視線を向ける時代だけに、経営サイドの危機感は強い。
大リーグ機構のコミッショナー、バド・セリグ氏はオールスターゲームの際の記者会見で、
ラミレス復帰の反応について「興味深かった。もっと厳しい反応で驚かされると思ったからだ」と首をかしげた。
セリグ氏は、機構と選手会がドーピング検査制度の改正を話し合う2011年に
「(制度を)変える必要があると思っている」と話しており、より罰則が厳しくなる可能性もある。


ソース:Yahoo!スポーツ - MLB - (毎日新聞)
http://baseball.yahoo.co.jp/mlb/headlines/20090803-00000054-mai-base
2名前をあたえないでください:2009/08/03(月) 21:00:50 ID:8H2kRTe9
野球は技術的な要素が大きいから、薬で筋力増強しても
必ずしも成績に結び付かないという考えがあって、薬物使用には比較的寛容だとか。
3名前をあたえないでください:2009/08/03(月) 21:01:21 ID:wqIe74VN
>>1
ステロイドは動体視力も上がると聞いたが
4名前をあたえないでください:2009/08/03(月) 21:13:01 ID:HyQKaJ9/
かわいがりリンチやステロイドに比べれば大麻はかわいいものだよね?
5名前をあたえないでください:2009/08/03(月) 21:17:19 ID:oS1MmsEP
あとで、えらいことになる。
6名前をあたえないでください
しょせん興行の見世物なんだから
本人が健康に責任を持つんなら使わせろよッ