【生物】受粉用ミツバチの不足、秋から再び深刻化?/なぜ世界各地で失踪が相次ぐのか[09/07/24]
受粉用ミツバチ:秋から再び深刻化? なぜ世界各地で失踪
農家がこの春直面した、受粉用セイヨウミツバチの不足。果物や野菜の収穫量が減り、
生産コストも上がった。秋に控えるイチゴの受粉は、大丈夫なのか。なぜ世界各地でミツ
バチの集団失踪(しっそう)が相次ぐのか。【奥山智己、坂巻士朗、パリ福原直樹】
◇巣箱盗難69件
天候不順も重なり、露地もののサクランボの出荷量が約130トンと前年の半分になった
のは山梨県南アルプス市。ミツバチ激減では少なくとも20都道県で悪影響が出たとみら
れる。日本養蜂はちみつ協会によると、栃木や愛知など21都府県でハチの巣箱が盗まれ
る事件が69件発生した。
農水省は4月、都道府県と連携し、ハチを融通し合う初の需給調整を実施。5月末まで、
都道府県境を越えてハチが供給されスイカやメロンの受粉シーズンを乗り切った。
この夏も、養蜂家のハチが増えなければ、イチゴのハウス栽培が本格化する10月ごろ
から再び事態が深刻化する恐れがある。
イチゴの出荷量が全国で4位の静岡県。静岡市農協は6月、例年より3カ月早くイチゴ農
家用に400箱のミツバチを業者に注文した。昨年は十分に確保できず、1割の農家が初め
て代用のクロマルハナバチを使った。
「代用のハチは価格が割高で受粉の状態にむらがある。やはりミツバチが最適」。静岡市
農協営農生活指導課の担当者は話す。
◇価格上昇も悩み
価格上昇も悩みの種だ。昨秋はミツバチ5000匹入りの箱が約1万8000円だったが、今
春は約2万5000円。飼育の手間や伝染病対策から受粉後に殺虫処理するため、多くの農
家は毎年購入、負担がかさむ。
ミツバチの謎の失踪は蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれ欧米でも問題化している。
原因は何なのか。農水省は1000万円の予算をつけ、6月から本格調査を始め、今年度末
までに結果をまとめる。
「日本は流通の問題が大きい」。ミツバチの不足問題を調べる農水省有識者会議の委員、
中村純・玉川大学学術研究所教授は言う。
07年秋以降、豪州で感染症が起きて女王バチの輸入が途絶えた。ダニと農薬の被害で飼
育中のハチの死が重なり、「ミツバチが不足する三拍子がそろってしまった」。今後は女王バ
チの供給方法の確立、ダニ対策、農薬の制限が課題となる。中村教授は「国が補助金を出す
などして、安定的な増産を進める必要がある」と指摘する。
3年前から大量のミツバチが消えた米国では、広大なアーモンド畑などで局地的に働かせて
いる点が背景にあるとみる。「同じ農作物のみつや花粉を集める『偏食』によりミツバチの基礎
体力が落ち、病気になりやすいのだろう」。米国は栄養面や衛生状態の改善に取り組み、事態
はよくなっているという。
80年代から報告されたフランスでは、害虫駆除用の農薬がハチの大量死を招くとして政府が
06年、原則使用禁止を決めた。また仏政府は今年、寄生虫や天敵などによる生息環境の破壊
の可能性を新たに指摘。情報収集の国際的なネットワーク作りも呼びかけている。
◆画像:ハウス栽培用に飼育されているミツバチ=和歌山県田辺市で2009年3月、大西岳彦撮影
http://mainichi.jp/select/wadai/news/images/20090724k0000e040076000p_size5.jpg ■ソース:毎日jp 毎日新聞 2009年7月24日 12時46分(最終更新 7月24日 14時08分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090724k0000e040069000c.html
【ことば】受粉用ミツバチ
果物や野菜の受粉で従来の手作業に代わって使われているミツバチ。農家の高齢化や、満遍
なく受粉できるため導入。セイヨウミツバチが利用される。70年代にハウス栽培のイチゴから始ま
り、メロンやナスなどにも広まった。農水省によると、07年はハウス栽培面積の26%で使われた。
3 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:04:47 ID:AVGb9XMt
いつまでも派遣じゃね・・
正社員にしないからだよ
4 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:08:53 ID:yeABMhVn
ハッチの呪い
5 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:08:59 ID:JL/LkIbg
たぶん、どっかの喫茶店でタバコズパズパやってる・・・
もう、やってらんねーって・・・・ふてくされて・・・
6 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:10:03 ID:x2K+qYl/
虫とはいえ生き物を道具扱いするのは感心しないな
地球存亡の危機
8 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:24:19 ID:Ggt/+Xe7
そのうち、小麦、米が花をつけなくなる。
追って,トウモロコシも。
9 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:24:23 ID:ZM5NYCic
スマソ。
もれがキンチョール使ったせいだわ。
10 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:38:40 ID:SDRwj6sR
人間は数千年後の地球滅亡に備えて宇宙基地を作っているが
賢いミツバチは既に逃げ込んでいる
11 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:38:47 ID:Fsfkr2ft
アインシュタインの予言
12 :
名前をあたえないでくださ:2009/07/24(金) 16:42:09 ID:oeuzX8GT
農薬と市販の殺虫剤だろ。知り合いが山の中に居るがその近辺に農家も多いんだ。
半都会のオレンチには蚊が居るが、知り合いの家には全然居ないのはオカシイ。
13 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 16:59:53 ID:G8MI0m9S
ミツバチ居なくなったら生態系滅茶苦茶になるぞ
14 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 17:01:49 ID:pbZJ+NgJ
ネオニコチノイド殺虫剤の影響なのかねぇ
電磁波とか色々言われてるけど・・・
自然に復讐されるわな
そのうち
15 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 17:26:07 ID:yzs21PH9
まったくだな。俺がその気になれば人類なぞ3年で死滅できるわ!
って神様なのか地球なのか動き出した感じ
失踪が携帯電話の普及と一致してるんだっけ
17 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 17:58:43 ID:HQKl+V1G
ミツバチ 「どうせ蜜集めても全部盗まれるのに馬鹿らしくて集めてられるかよ。他行くべ」で逃走www
18 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 18:07:19 ID:3+UaYlqT
遺伝子組み換え作物のせいではないの?
19 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 18:48:02 ID:VAccuQYu
遺伝子組み換え作物を始めとした穀物メジャーのろくでもない戦略と
農薬メーカーの最先端農薬の影響
>>17 人類に使われ続けて二千年以上にもなるのになぜ今気づく?
21 :
プリンス糖尿:2009/07/24(金) 20:19:56 ID:MUILWh6F
みんな母親探しの旅に出た
22 :
名前をあたえないでください:2009/07/24(金) 20:21:40 ID:IYpLqHtc
農薬だろ