皆既日食帯の周辺にあたる那覇市では22日、気温が1・5度、
皆既状態となった奄美大島の名瀬(鹿児島県奄美市)では1・1度下がっていたことが、
気象庁の観測で分かった。
同庁では「日食の影響で気温が下がったのだろう。那覇の方が気温変化が大きかったのは、
太陽が雲に隠れていなかったからではないか」と分析している。
国立天文台は22日、硫黄島(東京都小笠原村)の近海で、約6分40秒の皆既状態を観測したと発表した。
同天文台の事前の計算では、皆既状態の最大継続時間は今世紀中で最も長くなる6分44秒とされていたため、
ほぼこれが裏付けられたことになる。
(2009年7月23日00時30分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090723-OYT1T00065.htm?from=main4