イランからの情報によると、大統領選不正疑惑への混乱が続く首都テヘランの一部地域で21日夜、
停電が発生した。選挙で敗北した改革派ムサビ元首相支持派はこの日、
アイロンなど消費電力の大きい電化製品を一斉に使い、停電を起こすよう呼び掛けていた。
停電が発生した地域では、人々がベランダなどから「アラー・アクバル(神は偉大なり)」「独裁者に死を」と連呼し、
アハマディネジャド大統領や体制に対する不満を表明した。
当局はムサビ支持派の街頭デモを禁じており、支持者は電力供給をまひさせるという新手で対抗した形だ。
【カイロ時事】テヘランで停電、新手の抗議=ムサビ支持者が電化製品一斉使用?−イラン
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009072200489