仙台文学館(仙台市青葉区)の飲食店「杜の小径(こみち)」は、作家にちなんだ過去の特別メニューの
人気投票の結果をまとめた。1位は夏目漱石展の「マドンナのランチ」、2位は藤沢周平展の「海坂(うなさ
か)藩の食卓」だった。1位のメニューは8月25日まで、2位は9月1〜30日、店で再び提供する。
ともに1000円。
投票総数は519票で1位が99票、2位が94票を獲得した。3位は芥川竜之介の「食卓 春の夕べ」だった。
マドンナのランチは漱石が英国留学時代に気に入ったローストビーフやピーナツを盛り込んだ。
海坂藩の食卓は棒ダラの煮物、むきそば、民田ナスの漬物など藤沢周平の出身地の庄内地方の味をそろえた。
特別メニューは店長の三山タエ子さん(65)が文学館の作家企画展のたびに期間限定メニューとして考案した。
今年、文学館の開館10周年を記念し、過去の特別メニューのうち、特に好評だった10種を選び、
5月から約2カ月間、来店者に投票してもらった。
三山さんは「初めは海坂藩が1位になると思った。これからも楽しいメニューを考えたい」と話している。
連絡先は文学館(注:電話番号はソース先で確認してください)。
◆画像:マドンナのランチを手にする三山さん
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2009/20090720003jd.jpg ■ソース:河北新報 2009年07月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090720t15027.htm ■仙台文学館 トップページ
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