http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090716-00000013-ism-socc レアル・マドリー(スペイン)は現地時間13日(以下現地時間)から、
アイルランドの首都ダブリンの郊外にあるメイノースでプレシーズン・キャンプを行なっている。
滞在するホテルが万全の環境を提供するなか、
「銀河系軍団」の到来にファンは興奮しているようだ。ロイター通信が報じている。
カトリック教育の中心として知られるメイノースで選手たちが宿泊しているのは、
8世紀からある約450万の土地に建てられ、ふたつのゴルフコースがあるカートンハウス・ホテル。
ゴルフのアイルランドオープンが2度開催された同ホテルの支配人デイビッド・ウェブスター氏は、ロイター通信の取材に対し、
今週はレアルのことに従事していると話している。
同ホテルには半年前にブラジル代表チームも滞在しており、
以降はマンチェスターU(イングランド)の本拠地「オールド・トラッフォード」と同じ潅漑システムを採用するなど、
ピッチコンディションの維持にも力が注がれているそうだ。芝は23ミリちょうどに手入れされ、食事にも万端の注意が払われている。
今回のレアルの滞在をプロモートしたのは、過去2年間のプレシーズンで、
バルセロナのスコットランド滞在をプロモートしてきたアイルランドの「プラチナム・ワン」社。
同社のサッカー部門責任者イーモン・マクリーン氏は、ロイター通信の取材に対し、
「激しいトレーニングをするこの時期は、商業面やブランド力を高めるツアーではなく、
準備を進める上で最高の環境と施設を提供できるかどうかに集中している」とコメントしている。
アイルランドの天候は決して良好とは言えず、実際に選手たちが到着した13日も雨が降っていたが、
逆にマドリードの暑さから一時逃れることにつながっているようだ。
DFミチェル・サルガドは記者会見で、「プレシーズンには完璧のコンディションだ。トレーニングする上で最高の天気だよ。
僕らはマドリードで、40度の中で練習していた。アイルランドはパーフェクトだと思う」と、好印象を受けていると述べた。
14日には、練習場へ向かう選手たちを、ユニフォームを買ったばかりのファンたち100人前後が待ち、サインを求めている。
ただ、彼らのお目当てはひとりだけのようだ。もちろん、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドである。
一方、報道陣のなかには、C・ロナウドや同じ新加入の大物、フランス代表FWカリム・ベンゼマが夜遊びするところを
写真に収めようとした者もいたが、その狙いが果たされることはなかった。