【天文】明治人が見た「皆既日食」…市民のスケッチ100枚発見[09/07/16]

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1第弐拾代目 おまコン(090915)φ ★

 122年前の皆既日食の際、明治政府の呼びかけで市民が描いた太陽コロナのスケッチ約100枚が
国立天文台(東京都三鷹市)で見つかった。一般市民による国内初の皆既日食の観測記録で、同天文
台は「近代化を目指し、科学の重要性を広く浸透させようとした明治政府と、それに応えた市民の姿を示
す歴史的に貴重な資料」としている。【足立旬子】

 1887(明治20)年8月19日の皆既日食は、新潟、福島、茨城の各県などで見られた。世界中から観
測隊が集まり、国内初の近代的な観測が行われた。

 当時、月が太陽をすっぽり隠す皆既日食は不吉な現象と考えられ、市民が家にこもることなどが想定
された。そこで、文部省(当時)は、事前に官報に「白光(コロナ)写図心得」との観測マニュアルを示し、
皆既日食が見られる地域の役所や学校などに、外へ出てコロナを観測するよう促した。皆既の2、3分前
に手ぬぐいで目を覆い、目を慣らすなどの注意も添えた。

 スケッチは、A4サイズほどの和紙に墨や鉛筆で描かれ、約3センチの黒い円の周囲に白く放射状にこ
ぼれ出るコロナをとらえた。好天に恵まれた新潟、茨城両県で学校の先生たちがスケッチしたものが多く、
観測者の署名などから約100カ所で約150人がかかわったとみられる。

 スケッチは郡役所から県知事、文部省などを経て、東京天文台(国立天文台の前身)の斎藤国治教授
(故人)が整理したが、退職後に持ち主や保管場所が変わり、膨大な資料とともに書庫に眠っていた。国
立天文台天文情報センターの山崎裕子図書係長は「地方で教養のある学校の先生たちが一生懸命、
客観的に観測したことがよく分かる」と話す。

 原画の1枚は9月6日まで府中市郷土の森博物館(東京都)で公開され、複製は今月末まで、国立天文
台で見ることができる。

◆画像:右下に2本のコロナが延びる。「此図甚可し(この図はなはだよし)」などのコメントも添えられている=国立天文台提供
http://mainichi.jp/select/today/news/images/20090716k0000e040048000p_size5.jpg

■ソース:毎日jp(毎日新聞) 2009年7月16日 15時0分 更新:7月16日 16時13分
http://mainichi.jp/select/today/news/20090716k0000e040061000c.html

■関連スレ
【科学】皆既日食、宇宙から見ると…
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1247621529/
【科学】皆既日食、予報は「曇り時々雨」トカラ列島
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1247700140/
2名前をあたえないでください:2009/07/16(木) 18:06:05 ID:N4hyhZrS


 ヒント:

日食の際は、木の木陰の影が三日月状になる
3名前をあたえないでください:2009/07/16(木) 18:07:29 ID:N4hyhZrS
4名前をあたえないでください
>>3
ピンホールカメラと同じことか