後半国会の重要法案である消費者庁設置関連法案、海賊対処法案、国民年金法改正案の3法案が、
今月中に衆院を通過する公算が大きくなった。西松建設の違法献金事件で打撃を受けた民主党が
修正協議に柔軟になり、奇妙な協調関係をとっているからだ。内閣支持率は上向きはじめ、
自民党は麻生太郎首相が「5月衆院解散」を決断しやすい環境をつくるためにも修正協議を急ぐ構えだ。
「消費者庁は今週末にも衆院通過してほしい」
自民党の大島理森国対委員長は6日の与党国対幹部会合でこう要請した。
大島氏は衆院消費者問題特別委員会の自民党理事に「海賊対処法案の処理を急ぎたいから、
消費者庁は妥協して早く結果を出すように」と指示している。
与野党は海賊対処法案を14日に衆院で審議入りすることで合意。基礎年金の国庫負担率を
2分の1に引き上げる国民年金法改正案は16日にも衆院本会議で採決しそうだ。
両法案をめぐって自民党国対は当初、「民主党が抵抗するから成立には衆院再議決が欠かせない」(幹部)
と見込んでいた。しかし、海賊法案は「海上保安庁が対処すべきだ」という野党の主張に配慮し、
海保を所管する国土交通省を入れた対策本部を新設−といった修正協議が水面下で進んでいる。
国民年金法改正案も、民主党は「年金記録などで追及できる新事実がないとマンネリだ」(中堅)として、
早期の採決に応じる見通しだ。
与野党とも、平成21年度補正予算案を「解散時期を左右する決戦の場」(自民党閣僚経験者)とみている。
自民党の古賀誠選対委員長は6日、「(補正予算案提出後)首相が解散権のフリーハンドを持ち、自信を持って
決断できる環境が必ずくる」と述べ、補正予算の審議中でも解散はあり得るとの認識を示した。
記事元:重要3法案、月内衆院通過へ 消費者庁/海賊対処/年金改正(BIG LOBE)
http://news.biglobe.ne.jp/politics/184/san_090407_1845441926.html >>3 「消費者庁」= カップ麺お値段知らない自民は駄目、だから政権交代汁
「海賊対処」= 自衛隊を派遣させてしまった自民は駄目、早く政権交代させろ
「年金改正」= 社保庁解体する与党は駄目、よって政権交代すべき