千葉県衛生指導課は2日、タイから成田空港に輸入された生鮮マンゴーから残留基準値の1・3倍の
殺虫剤が検出されたとして、同県富里市の輸入会社に回収命令を出した。県などが販売先を調べているが、
これまでに健康被害は確認されていないという。
回収が命じられたのは、3月17日に富里市十倉の輸入会社「大泰(おおたい)」(大野パンニカー社長)が
輸入した生鮮マンゴー250キロ。
成田空港検疫所の検査で、有機リン系の殺虫剤「ピリミホスチメル」0・13ppmが検出された。
基準値は0・1ppm。微量のため、健康への悪影響はほとんどないという。
記事元:タイ産マンゴーから残留基準値1・3倍殺虫剤検出(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090402/chb0904022148011-n1.htm