借りた一軒家とマンションの室内で大麻草を栽培したなどとして、宮崎県警宮崎北署が、宮崎市内で
サーフィンショップを経営する40代の男を、大麻取締法違反(所持・栽培)容疑で逮捕していたことが、
捜査関係者への取材で分かった。押収した大麻は1キロ以上で、一度の押収量としては県内では
過去最大規模。県警はショップ内などでサーファーらに大麻を販売していたとみて調べる。
大麻を巡っては角界や大学生らによる所持や栽培などが社会問題化しているが、サーフィンの
スポットとして知られる宮崎でのサーファーによる大麻汚染は波紋を呼びそうだ。
捜査関係者によると、男が宮崎市内の木造平屋の一軒家と、市内のマンション内の計二カ所(ともに賃貸)で
大麻を栽培し、県警が家宅捜索で押収した。借家には束ねられた乾燥した大麻約20束、
プランターで栽培中の大麻があった。借家内は大麻がすぐ乾燥できるよう改造され、大麻栽培用の
プランターで埋め尽くされていたという。
県警は2月に男を含む同ショップのアルバイト店員ら3人を大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕。
3月に、うち男を含む2人を同(栽培)容疑で再逮捕した。
宮崎市に住むサーファーの一人は「昨年、県内ではサーファー十数人が(大麻で)逮捕されたと聞いた。
大麻は県外のサーファーが吸ったり、関西方面へ持っていったらしい。宮崎の海を純粋に
愛している者にとっては、悲しい出来事だ」と話していた。
*+*+ 毎日jp 2009/03/18[04:11] +*+*
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090318k0000m040153000c.html