大阪府摂津市は18日、犯罪被害者や遺族となった市民が被害者参加制度に基づいて刑事裁判に出向く際、
裁判所までの旅費を補助する制度を新設すると発表した。
被害者の経済的負担を軽減することが目的で4月から実施予定。内閣府犯罪被害者等施策推進室は
「裁判参加の旅費を自治体が補助するのは聞いたことがない」としている。
市によると、旅費の補助は1つの事件につき3万円が上限で、大阪地裁や大阪高裁のほか、大阪以外で事件に
巻き込まれ、現地の裁判所に行くことを想定。被害者参加制度に基づいて被告人質問や量刑に関する意見を
述べる場合に補助し、傍聴のための旅費は対象外という。
市犯罪被害者支援条例の改正案と関連予算案を、23日開会の市議会に提出する。
ソース : MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090218/trl0902182334027-n1.htm