岩手県雫石町のホテルで今月8日に食事をした宿泊客98人が下痢などの症状を訴え、
岩手県は、ノロウイルスによる食中毒と断定して、このホテルのレストランを
15日から4日間の営業停止処分にしました。
岩手県によりますと、雫石町の「ホテル森の風鶯宿」のレストランで今月8日に
朝食を食べた宿泊客が、帰宅後、下痢や吐き気などを訴えていると、秋田市の保健所から
連絡がありました。岩手県が調べたところ、ほかの宿泊客にも同じような症状を訴える人が
相次ぎ、患者の数は13の都府県のあわせて98人に上ることがわかりました。
患者の症状は比較的軽く、いずれも快方に向かっているということです。保健所などによりますと、
複数の患者とホテルの従業員からノロウイルスが検出されたということで、岩手県は
ホテルの食事が原因の集団食中毒と断定して、このホテルのレストランを15日から
4日間の営業停止処分にしました。「ホテル森の風鶯宿」の室田義男副社長は
「宿泊された皆様にご迷惑をおかけし、たいへん申し訳ありません。処分を厳粛に受け止め、
衛生管理の徹底を図ります」と話しています。
*+*+ NHKニュース 2009/02/15[16:12] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014179761000.html