奈良産業大(奈良県三郷町)硬式野球部をめぐる療養費不正受給問題で、日本学生野球協会の審査室会議が12日、
東京都内で開かれ、同部を1月20日から5月25日まで約4か月の対外試合禁止とする処分を決めた。
これにより、所属する近畿学生野球連盟の春季リーグ(1部)に出場はできず、最下位となるが、
5月26日からの2部との入れ替え戦出場については、同大学の判断に委ねられる。同連盟は1月の臨時理事会で、
6か月の公式戦出場禁止などの処分案をまとめ、同審査室に上申していた。
処分が上申内容から軽減された理由について、同協会の南原晃・常務理事は
「(監督らの指示に)部員は逆らえなかったのだろう。この問題を契機に、順法精神をもって再スタートを図ってもらいたい」と話した。
記事元:奈良産大野球部、対外試合4か月禁止(読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/sp_others/20090213ks01.htm