★「西松疑惑」タイ捜査進展も ベトナム市幹部逮捕
PCIの贈賄事件は、日本国内での摘発から半年を経過して収賄側も立件された。
今回は日本の捜査が後押しした形だ。現在「西松建設」(東京)のタイでの贈賄疑惑について、
日本側がタイ当局に捜査協力を要請しているが、タイのケースは西松と共同企業体を組んだ
現地ゼネコン主導の贈賄とされる。ベトナムが立件に踏み切ったことで、
タイ側も捜査を本格化させる可能性もあり、捜査が進めば日本の捜査に進展をもたらすことになる。
PCIの前社長らは昨年8月、ベトナムのODA事業受注をめぐり、
ホーチミン市の担当局長に計約9000万円のわいろを渡したとして、
不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)罪で起訴された。
今年1月には分離公判中の前社長を除いた幹部3人に有罪判決が言い渡されている。
捜査の過程で、東京地検特捜部はベトナム側に捜査共助を要請し、収賄側の供述調書など、
国内捜査の証拠を補強する捜査資料の提供を求めた。ベトナム側から回答はなかったが、
PCI側が直接贈賄行為を行っており、国内証拠だけで立件。これを受け、ベトナム側は今回、
担当局長の逮捕に踏み切った。
特捜部は現在、西松建設のタイ・バンコク都庁首脳らに対する贈賄疑惑を捜査中だが、
現地ゼネコンが主導していた疑いが強く、立件にはタイ側の捜査が不可欠。
捜査が進めばPCI事件とは反対に、日本側の捜査が進展する可能性も出てきた。
産經新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090212/crm0902120047000-n1.htm ▽過去スレ
【社会】 タイ法相が捜査に前向き 西松建設の汚職疑惑 入札過程に不審点
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1232170420/