長崎県は10日、入院患者にセクハラ行為をしたとして、同県大村市の県立精
神医療センターの男性主任看護師(59)を減給6か月(60分の1)の懲戒
処分にした。
発表によると、主任看護師は昨年8月、入院していた10歳代の男性患者と、
性的な描写があったスポーツ新聞の記事を話題に取り上げて話をした。男性患
者が別の看護師に不快感を訴えたため、同9月に上司の看護師長が注意した。
しかし、同10月、10歳代の女性患者に性的経験の有無を質問したという。
県の調査に対し、主任看護師は「患者との信頼関係を築くため、看護行為の一
環として話を持ち出した」と答えたという。
県は監督責任を問い、10日付で院長(56)と副院長兼看護部長(59)を
戒告の懲戒処分とした。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090210-OYT1T01141.htm