2月10日16時26分配信 サーチナ
米ファーストフード最大手のマクドナルドは9日、世界で開業1年以上の既存店が
1月期に7.1%増の売上額を記録したと発表した。中国新聞社が10日付で伝えた。
同社1月期の売上額は、米国で前年同期比5.4%増を達成し、英国、フランス、
ロシアなどの欧州市場では7.1%増、アジア太平洋、中東、アフリカの地域では
10.2%増だった。総売上額では、米ドル高など為替の影響を考慮すると2.6%増、
排除すると9.1%増となり、「不況に強い企業」の印象を強める結果となった。
ジム・スキナー最高経営責任者(CEO)は、「同社は今後も優良でリーズナブルな
多種メニューと、これまでにない新たなサービスを提案していく」と話し、不況下でも
企業努力を怠らない姿勢を打ち出した。
米調査会社スタイフェル・ニコラウス(Stifel Nicolaus)のアナリスト、
スティーブ・ウェスト氏も「同社の堅調な売上げは、為替のもたらすマイナス要因
を相殺するだろう」として評価、向こう1年で同社の株価が20%上昇すると見込み、
70米ドルを「買い入れ」どきと設定している見方を示した。(編集担当:金田知子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000095-scn-bus_all