弘前署管内の男性警察官が酒気帯び運転で摘発された問題で、摘発されたのは、
弘前署中央交番の所長を務める四十歳代の警部補だったことが四日までに分か
った。また、九年前にも道交法違反(酒気帯び運転ほう助)の罪で罰金刑を受
けていたことが判明。部下を監督する立場でありながら、再び過ちを繰り返し
ていたことが明らかになった。
県警関係者の話を総合すると、所長は一月三十日夜、弘前市内で弘前署長ら幹
部も出席した会合で飲酒。その後、青森市内の国道7号で酒気帯び状態で乗用
車を運転したとして、青森署に摘発された。
所長は二〇〇〇年九月にも、同僚が酒を飲んでいると知りながら警察車両の鍵
を渡して同乗。酒気帯び運転ほう助の罪で罰金刑を受けているという。
県警の懲戒処分の指針では、酒気帯び運転は減給以上の処分となる。県警は事
実関係を確認し次第、所長を道交法違反の疑いで書類送検し、懲戒処分とする方針。
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/02/05/new0902050802.htm