1月30日22時55分配信 時事通信
イランのアラグチ駐日大使は30日、時事通信のインタビューに応じ、
アフガニスタン問題をめぐり米政権内にイスラム原理主義勢力タリバンとの
対話を推す声があることについて、「テロ組織との対話は認められない」と
述べ、対話に反対する姿勢を明確にした。
また、米軍のアフガン増派戦略については「状況が改善するとは限らない」
と指摘、カルザイ政権の基盤強化や職業訓練などソフト面の政策を重視
すべきだとの考えを示した。
一方でタリバン打倒や麻薬対策などアフガン安定の必要性では西側諸国と
利害が一致すると説明、「安保理常任理事国入りを目指す日本が中東地域
などで積極的な外交的役割を果たすことは重要であり、イランは日本を支援
できる」と述べ、アフガン問題での日本政府との連携に期待感を表明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000270-jij-int