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福祉・介護「働きがいある」8割だが…一方で、「賃金など不満」7割も


 福祉や介護の現場で働く人たちの8割が仕事に働きがいを感じる一方で、約7割が仕事量や賃金に不満を抱いている――。
福祉・介護現場の課題について話し合うシンポジウムが31日、
大分市明野東の県社会福祉介護研修センターで行われ、大分大が報告したアンケート結果でそんな実態が浮かび上がった。

 アンケートは介護や福祉の社会的な需要が高まる中、担い手の育成が難しくなっているとの現場からの声を受け、
石井まこと・大分大福祉社会科学研究科教授が中心となり昨年12月に実施した。
県社会福祉士会や県介護支援専門員協会など介護や福祉専門職の5団体を通じて
約2400人を対象に行い、688人から回答を得た。

 アンケート結果によると、回答者の平均月収は19万9000円で、60・4%が不満を感じている。
また、仕事量に関して「多すぎる」という回答が67・9%を占め、
膨大な書類作成や少ない職員数を原因として挙げる人が多かった。

 一方、働きがいを感じている人は80・8%に上った。
また、働きがいを「かなり感じている」という回答は経験年数0〜5年では30・6%だったが、
20〜25年では45・5%に増加しており、経験が長いほど働きがいを感じる傾向にあった。

 石井教授は「働きがいを感じているのに仕事を続けられないという現実がある。
課題の解決を現場に任せても限界があり、介護報酬の引き上げなど国の支援が必要」と話した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090131-OYT8T01043.htm