【社会】天ぷら鍋かけっぱなしで出動、留守の間にボヤ…愛知・名古屋市の消防署出張所で[01/29]

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★天ぷら鍋かけっぱなしで消防出動、留守の間に出張所ボヤ

28日午後7時40分頃、名古屋市中川区一色新町の中川消防署下之一色出張所
(鉄筋2階建て)から出火、1階台所の窓や壁の一部を焼いた。

けが人はなかったが、火災の原因は消防士が夕食のから揚げを作るため、
天ぷら鍋をコンロにかけたまま出動したことだった。

同市消防局の発表によると、午後6時半頃から、男性消防士長(37)が職員5人分の
夕食の準備を開始。ところが同7時20分頃、火災発生の指令が入り現場に出動し、
出張所は無人になった。約20分後、出張所から火が出ているのを通行人が発見、
119番した。別の消防車10台が出動し、戻った消防士長も消火作業を行い、
約5分後に火を消し止めた。

消防士長は「指令が流れて慌ててしまい、コンロの火を消し忘れた」と話しているという。
消防のプロによるお粗末な火災に、横川勝二消防部長は「火災防止の警鐘を鳴らすべき
消防署がこのような火災を起こし、大変に申し訳ありません」と平謝り。
今後は出前を取るなど、署内で調理をやめることも検討するという。

(2009年1月29日00時45分 読売新聞)
▼ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090129-OYT1T00078.htm?from=main3