イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの停戦が成立したパレスチナ自治区ガザで、先月27日の空爆開始以降閉鎖されていた学校が再開した。
フランス公共ラジオによると、221の国連学校が再開。約20万人の子どもが学校に通い始めたとみられる。
国連学校は避難所などとして使用されていた。
イスラエル軍の攻撃で、5歳と7歳の子どもが死亡したガザ北部ベイトラヒヤの国連学校でも生徒が登校。校長が朝の集会で、
父親や母親が死亡したり家が破壊されたりした生徒は名乗り出るように言うと、20人以上の生徒が前に進み出た。このうち、
アナス・アッバス君(12)は「家が壊され、近所の5人が殺された」と話した。
学校を運営する国連の職員は「心の傷を抱えた多くの子どもがいる」と精神的なケアの必要性を訴えた。
msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090124/mds0901242219007-n1.htm