ネットであらゆるものが買える現在、野菜をネット通販で買ったことのある人はまだまだ少数派。
それどころか、「購入したいと思わない」という人が6割を超えていることがわかった。
アイシェアは、インターネット通販における野菜購入経験や興味について、20代から40代を中心とするネットユーザーを
対象に意識調査を行い、男女441名(男性53.5%、女性46.5%)の回答を集計した。
まず、「野菜が好きか」というの質問をしたところ、「とても好き」と答えたのは全体の29.5%で、
「まあまあ好き」とした人が38.8%と合わせると68.3%が「野菜が好き」と回答した。
男女別では、「とても好き」が男性が19.9%なのに対して、女性は40.5%とほぼ倍の結果となっている
日常生活の野菜摂取については、43.8%が「意識して摂取している」と答え、
「特に意識していないが摂取している」人も51.0%と半数を超えている。
この質問についても、「意識して摂取している」人の割合は、男性が34.3%であるのに対し、
女性は54.6%と高くなっており、年代別では高い層ほど野菜を意識的に摂取していることがわかった。
しかし、野菜をネット通販で購入したことがあるかとの問いに対しては、「購入したことがある」と答えたのはわずか8.8%。
「購入したことはないが、興味は ある」とした人も27.4%にとどまった。
さらに、「購入したいと思わない」人は63.7%に上り、野菜が「とても好き」な人でも62.3%が「購入したいと思わない」と回答。
ネット通販による野菜の購入については、野菜の好き嫌いに関わらず抵抗があるようだ。
ちなみに、野菜をネット通販で「購入したいと思わない」とした人にその理由を自由回答形式で聞いたところ圧倒的だったのが、「鮮度」に関するもの。
特に生鮮食品は「手に取り目で確かめて」買いたいと考えている人が多く、消費者の食に対する
安全意識の高さがにネット通販での購入をためらう要因となっているようだ。
また、中には「最近の生産者、生産地は疑わしい」といった声もあり、ネット通販を問わず食に関する情報への根強い疑念が見られる。
ソース
http://markezine.jp/article/detail/6342 (2009/01/19 )