【鳥取】余生送る名も無き汽車たち 鉄道マン、公園整備中[01/17]

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1熱視線上司(090201)φ ★
 若桜鉄道の運転士山根徹さん(54)が、使われなくなった機関車や動輪、レールなどを鳥取県八頭町西谷の自宅近くに
集めて「鉄道公園」を整備している。妻の政恵さん(53)も花壇作りに励み、二人三脚だ。小さい子どもも楽しめるように
芝生を張り、遊歩道も設け、「定年までに完成させたい」と5年以内の完成を目指している。

 鉄道公園に入ると、紺色とクリーム色の車体の66年製電気機関車「EF6422型」が目に入る。奥へ進むと、
29年製SL「C50型」の動輪、駅構内で貨車を連結して移動させる78年製の貨車移動機「入換(いれかえ)動車」、
石炭や木材を運んだ67年製の「無蓋(むがい)貨車」、1908年製の若桜鉄道のレールが置かれている。

 昨年はテレビや新聞で報道されたこともあり、全国から320人が公園を訪れた。だれでも自由に見学でき、山根さんが
休日の日には列車や部品の説明をしてくれる。

 小学生の頃からSLの運転が夢だった山根さんは20歳で旧国鉄に入社。JR時代を含めて計30年、主に東京都
八王子市の機関区で運転士として勤めた。05年に50歳になったのを機に退職して故郷の八頭町に戻り、若桜鉄道に
再就職した。

 公園造りのきっかけはJRに勤めていた00年、勤務途中に山梨県甲斐市の竜王駅で古くなって放置されていた入換動車を
見かけたこと。「解体されてしまうんだろうな」。なぜか気になり、駅に行く度、眺めていた。しばらくして、「八頭町の
自宅になら置けるのでは」と思い立ち、上司に相談して譲り受けた。八頭町まで運び、ブレーキ弁など無くなっていた部品を
取り付け、ディーゼルエンジンが動くようにした。

 その後、02年に自宅近くの雑草地を購入して夫婦で手入れし、鉄道公園として整備している。熊本県の鉄道ファンが
保存していたSLの動輪や廃車寸前だった電気機関車も集めた。公園内で使っていなかった家には若桜鉄道で使っていた
列車の座席を置き、自らが使っていた制服、帽子を展示して資料館にした。

 山根さんは「鉄道が好きな気持ちと、『残したい』という使命感でやっています。名も無く、忘れ去られてしまうものを
日の当たる場所に出してやり、大切に保存し、何十年後には貴重なものだと思ってもらいたい」。政恵さんも「私も汽車に
乗るのが好き。孫たちが遊べるような公園を造りたい」と話している。

asahi.com
http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK200901140005.html

画像:入換動車を運転し、無蓋貨車を動かす山根徹さん
http://www.asahi.com/travel/rail/news/images/OSK200901140007.jpg
2名前をあたえないでください:2009/01/17(土) 16:55:57 ID:Zu1oiC46
3名前をあたえないでください:2009/01/17(土) 17:29:44 ID:gKFum7A5
本物 だな

半端な鉄ヲタとは大違いw
4名前をあたえないでください
上司も見直した