四女と五女の点滴に異物を注入したとして、殺人、殺人未遂容疑で京都府警に逮捕された母親の
高木香織容疑者(35)=岐阜県関市神明町4丁目=が五女にスポーツドリンクを注入した理由について
「成分は人間の体液に近く、水より体にいいから」などと供述していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。
供述には矛盾する点もあることから、京都、岐阜両府県警の合同捜査本部は真意や信用性について慎重に調べている。
捜査本部によると、高木容疑者は06年5月に死亡した四女新奈(にな)ちゃん(当時8カ月)の点滴には
「水道水を注入した」と供述する一方、08年12月、京都市内の病院に入院していた五女(1歳11カ月)=現在は
退院=には古くなったスポーツドリンクを注入したとされる。
捜査本部によると、高木容疑者は「スポーツドリンクの成分は人間の体液に近い。
注入するとすれば、水よりも体にいいと思った」などと説明したという。
ソース
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901150071.html (2009年1月15日)