【鹿児島】障害者施設利用新成人をお祝い［01/10］

　県内の知的障害者施設を利用する新成人を祝う会が９日、鹿児島市のサンエールかごしまで行われた。
５７人が出席し、あでやかな振り袖や真新しいスーツ姿で、家族らとともに記念撮影する姿が見られた。

　県知的障害者福祉協会が毎年開いており、同協会の中村邦彦会長は「今まで育ててくれた
両親への恩を忘れずに歩んでいってほしい」とあいさつした。

　続いて、新成人を代表して、南九州市の知的障害者授産施設「慈生園」で、仲間と共に、
みそやジャム作りに励んでいる福寿希望(のぞみ)さん（２０）が「思っていたよりも２０歳になるのは
早かった。成人になったという責任や意識を持つことは大変だが、世界が広がったことは
とてもうれしい。あいさつのできる大人になりたい」と誓いの言葉を述べた。

　式の後は、新成人以外の施設利用者らによるダンスや合奏が披露され、新成人たちは
手拍子をするなどして楽しんだ。

（2009年1月10日 読売新聞）
▼ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090110-OYT8T00208.htm

※画像：誓いの言葉を述べる福寿さん
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090110-658414-1-L.jpg

>福寿希望(のぞみ)さん（２０）

なんかスゲー縁起のいい氏名だな〜。