親の経済的負担を軽くするため自宅から通える大学や学費の安い国公立大を目指す
受験生が増えている−。受験生の進路選択に景気悪化の影響が出ていると、約7割の
高校教員が感じていることが大手予備校「河合塾」(名古屋市)の調査で浮かび上がった。
調査は昨年11、12月に全国の教員を対象に実施。約1800人から回答を得た。
具体的な影響ではほかに、「奨学金活用を考える生徒の増加」や「受験校を削減する傾向が
高まっている」などの回答が多かった。
この結果から河合塾は「受験生が大学選択の際、学費が安く、自宅に近く、
受験校数を少なくする『安・近・少』を意識している」と分析している。
▼ソース:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009010802000056.html