福島市の福島医大付属病院と沖縄県の浦添総合病院は新年度から、外科医の相互派遣制度を
スタートさせる。大学からの医師派遣は系列病院を対象に行うのが一般的で、系列の枠を
超えての実施は珍しい。
浦添総合病院は4月から外科医志望の後期研修医1人を福島医大に派遣する。
医大側は派遣医師の希望に応じ大学院で学んでもらうとともに、付属病院だけでなく
県内医療機関でも研修できるようにする。
一方、外科学第2講座の指導医クラスの医師ら2人を浦添総合病院に派遣、豊富な症例に
対処することで技術のレベルアップを促す。
福島医大付属病院の竹之下誠一院長と浦添総合病院の井上徹英院長が知人関係にあり、
実現した。
竹之下院長と井上院長は「今回のような取り組みは恐らく前例がない。双方の医師にとって良い
刺激になるのではないか」と期待している。
▼ソース:福島民報
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=2764862&newsMode=article