国が昨年、建設見送り方針を示した伊那市長谷の戸草ダム計画について、
宮下一郎氏(衆院5区・自民)は4日、「造ることにすると(国交省)中部地方整備局から説明があった」と
明らかにした。伊那市内で同日開いた小坂樫男市長の後援会新年会で述べた。
同省は「調整中としかいえない」(北沢利実天竜川上流河川事務所副所長)としている。
宮下氏によると、同整備局から昨年末、天竜川水系河川整備計画の策定状況について説明を受けた。
三峰川上流の治水対策を緊急に実施した上で、戸草ダムは計画期間の30年の間に建設する趣旨の
文言が盛り込まれる−との内容だったという。宮下氏は取材に、「国交省は昨年夏の時点とは
180度違うスタンスになっている」との認識を示した。
▼ソース:信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20090105/a-1.htm